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マンション購入前のチェックポイント
■共有部分と専有部分のチェック
新築・中古に関わらず、マンションを購入する際には、見学・下見をするのは当然のことでしょう。

不動産業者の物件資料だけではわからないことがたくさんあるので、必ず現地を自分の目で確認しましょう。

ただ、現地に足を運び、見学・下見をしたとしても、ただ漠然と眺めるだけでは意味がありません。

建物の外観や内装の雰囲気に惹かれて、なんとなく決めてしまうと、後で取り返しのつかないことになる可能性があります。

マンションをチェックする際には、大きく「共有部分」と「専有部分」の2つに分けてチェックするといいでしょう。

≪共有部分のチェックポイント≫
共有部分を見る際には、そのマンションの管理体制・管理状況をチェックしましょう。

具体的には、エントランスホール、廊下、エレベーター、階段などをチェックしましょう。

ゴミやほこりが舞っていたり、照明の電球が切れていたりするような場合は、管理体制がしっかりしているとは言い難いでしょう。

管理人が常駐していなかったり、住民が自分たちで管理しているマンションでは、こうしたことがよくあります。

住民が自分たちで管理している場合、管理人が常駐している場合よりも管理費が安いものですが、その分、持ち回り制で掃除などの当番があるので、生活するうえで余計な負担を強いられることになります。

もちろん、こうしたことが苦にならない人は結構ですが、負担と感じる人も少なくありませんし、また、当番を守らない人がいると、住民同士でトラブルに発展する恐れもあります。

また、ゴミ置き場をチェックすることも忘れてはいけません。通常、マンションでは、いつでもゴミを出せるようになっています。

これは、大変、便利なことである反面、きちんと管理されていない場合、可燃・不燃ゴミなどの分別がきちんとされていなかったり、ゴミが散らかっていて衛生面で問題がある可能性があります。

管理人が常駐しているマンションの場合は、管理が徹底されているケースが多いものの、常駐ではないマンションでは、ゴミ置き場の状態をチェックすることも大事です。

マンションを購入する際には、若干の管理費がかかったとしても、管理人が常駐しているところを選ぶのが無難です。

≪専有部分のチェックポイント≫
専有部分については、人によって好みはまちまちですが、やはり使いやすい間取りであることが一番でしょう。つまり、自分のライフスタイルや家族構成に合わせた間取りを選ぶということです。

そのためには、マンションの見学・下見の前に、自分なりの優先順位を決めておくといいでしょう。

部屋の数、リビングの広さ、ベランダの広さ、日当たりのよさ、キッチンの使い勝手、バスルームの広さ、子供部屋の数と広さ、収納スペースの広さなど、思いつく限りの項目を挙げ、それぞれの希望や優先順位をつけておきましょう。

これらをメモしておき、見学・下見の際にチェックしていくといいでしょう。

何も用意せずに、ただ漠然と部屋を見に行くと、広々としたリビングに目を奪われたり、バルコニーからの眺めのよさに惹かれてしまい、肝心なことを確認しないまま購入してしまい、入居後に後悔することになりかねません。

そこで、主なチェックポイントをいくつかご紹介しましょう。

●部屋の数
多ければいいというものではありませんが、現在の家族の人数だけで決めず、将来を見据え、出産によって家族が増えたり、子供が独立して人数が減ることも想定して、必要な部屋数を選びましょう。

●日当たり・風通し
日当たり・風通しのよさは、窓やバルコニー、部屋の出入り口の位置関係から判断しましょう。

実際に窓を開けてみるのはもちろん、バルコニーがあれば外に出てみましょう。マンションは気密性が高く、湿気がこもりやすいので、日当たり・風通しのよさは想像以上に重要なポイントです。

●水周り
湿気がこもりやすいマンションで特に注意しなければならないのは、キッチンやお風呂などの水周りです。

換気がしっかり行なわれるかどうか、洗濯機置き場の位置なども要チェックです。

また、お風呂は追い焚きが可能かどうかもチェックしておきましょう。これができるかどうかで、水道代やガス代が大きく違ってくることになります。

●収納スペース
収納スペースの必要量は人によってまちまちですが、ある程度、余裕があったほうがいいでしょう。一般的には、専有面積の1割程度が目安とされています。

また、押し入れやクローゼットの位置、幅・奥行きなども確認し、使いやすさをチェックしましょう。

●壁の厚さ
隣室との仕切りになっている壁や、天井の厚さもチェックしておきましょう。隣りや上の階の部屋の物音や声が聞こえてこないか、また、子供がいるかどうかを不動産業者などに確認しておくことも大事です。

壁の厚さの目安は、コンクリートで15cm以上とされています。また、遮音材などが使われている場合は、特に問題となることはないでしょう。

マンションを購入する前には、以上のような点をしっかりチェックして、快適な住まいを手に入れましょう。

建売り住宅のチェックポイント


■床下と天井裏を見れば「良い家」がわかる!?
建売り住宅を購入する場合、新築・中古に関わらず、現物を自分の目で確認することが必須なのは言うまでもありません。

とはいえ、余程、建築に関する勉強をしていない限り、その家が良い家なのか、そうではないのかを正しく見極めるのは困難です。

たいていは、建物の外観や内装など、「見える部分」を“自分なりに”細かくチェックする程度でしょう。

しかし、それだけでは素人判断に過ぎず、その家が本当に「良い家」かどうかはわかりません。

そもそも、「良い家」とは、一体、どういうものを指すのでしょうか?

それは、人によって考え方はいろいろでしょうが、ひとつだけハッキリと言えることは「造りがしっかりしている」ということでしょう。

特に、耐震強度偽装問題(姉歯事件)や東日本大震災、近い将来、確実に発生することが予測されている巨大地震の問題もあり、住宅の耐震性や耐久性を確認することは非常に重要なことです。

ただ、すでに完成している建売り住宅の場合は、自分たちの目で構造そのものを確認したり、建物の耐震性や耐久性を考慮して施行されているかどうかを外観から判断することは困難です。

ところが、素人でも「造りがしっかりしている」かどうかを簡単に見極める方法があるのです。

それは、家の「床下」と「天井裏」をチェックするというものです。

建築中や完成後の床下の掃除や、天井裏の施工は大工が行ないます。

そのため、床下や天井を見ることで、施行した大工の仕事に対する姿勢をチェックすることができるわけです。

自分の仕事に誇りを持ち、「良い仕事」をする大工なら、「見える部分」はもちろん、床下や天井裏といった「見えない部分」もしっかり仕上げるものです。それが、本物の職人というものです。

だからこそ、住宅を購入する際には、床下と天井裏のチェックが必要というわけです。

そもそも、建物がしっかりとした造りになっているかをチェックする方法は他にはないのです。

≪床下のチェックポイント≫
住宅には必ず床下の点検口があります。そこから床下を覗いてみて、ゴミひとつないほどきれいに掃除されていれば、その住宅はしっかりと施工が行なわれていると考えていいでしょう。

もし、建築中に出た木片や砂、その他のゴミなどが散らかったままだったら、注意が必要です。

また、床下を覗けば、建物の基礎部分を直接見ることができます。

コンクリートにヒビが入っていたり、ひどく汚れている部分などがあれば、施行がいい加減な可能性が高いでしょう。

このほか、水漏れは起きていないか、シロアリなどがいないかもチェックしましょう。

また、滅多にあることではありませんが、点検口そのものが設置されていない住宅が一部に存在します。

これは、施工業者が床下を見られたくないからであり、いわば「臭いものにフタ」をしていると考えられます。

点検口がないと、建物の構造を確認できないだけではなく、将来、メンテナンスをすることもできないので、そのような住宅の購入は控えたほうがいいでしょう。

≪天井裏のチェックポイント≫
天井裏を見る際は、断熱材がきちんと敷かれているかどうかを確認しましょう。

もし、無造作に放り投げられていたりする場合は、施行がいい加減な可能性が高いと言えます。

また、断熱材の状態だけではなく、柱や金物などの構造部分の状況をしっかり確認しましょう。

柱がしっかり金物で止められているか、緩みはないか、さらに湿気はないか、雨漏りはしていないかをしっかり確認しましょう。

床下と同様、天井の点検口がないと、屋根裏のメンテナンスができないので、浴室などに点検口があることは絶対条件となります。

■その他のチェックリスト
建売り住宅を見るときには、「床下」や「天井裏」といった「見えない部分」のチェックが必要ですが、当然のことながら、「見える部分」のチェックも欠かせません。

そこで、主なチェックリストを作成してみましたので、建売り住宅を見学・下見する際に参考にしてください。

≪基礎のチェックポイント≫
□基礎コンクリート部分に巣穴状の穴はないか
□防蟻処理は適切に行なわれているか
□基礎の高さは40cm以上あるか

≪外観のチェックポイント≫
□外壁の種類は何か
□塗り壁式の場合、ヒビはないか。塗装系の場合は剥がれや色褪せはないか
□タイル部分に浮きやヒビはないか
□軒や樋廻りの裏側まで仕上げられているか

≪間取りのチェックポイント≫
□家族構成に合っているか
□部屋数は足りるか(将来も含めて)
□家族構成に合った導線設計か
□収納スペースは十分か
□陽当りは十分か

≪水廻りのチェックポイント≫
□給湯設備や電気スイッチは作動するか
□コンロ周りには不燃材を使用しているか
□扉は問題なく開閉できるか

≪全般的なチェックポイント≫
□床にきしみはないか
□窓や雨戸にガタツキはないか
□エアコンの取り付け予定位置にコンセントがあるか

建売り住宅をチェックする際には、最低でも以上のような点は必ず確認するようにしましょう。

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